SharePoint移行ツールでファイルを移行してみた 

2022.03.11
SharePoint移行ツールでファイルを移行してみた 

こんにちは、MS開発部の衣川です。
SharePointの移行ツールと聞くと、AvePointや、
以前、弊社ブログでもご紹介したSharegate(記事詳細はこちら)が思い浮かびますが、
Microsoft社が提供している公式で無料のツールもありますので、ご紹介します。

SharePoint移行ツールとは

SharePoint Server(オンプレミス)からSharePoint Online(クラウド)へ
データを移行するツールとなります。

以下の環境から移行することが可能です。
  ・SharePoint Server 2016 (パブリック プレビュー)
  ・SharePoint Server 2013
  ・SharePoint Foundation 2013;
  ・SharePoint Server 2010
  ・SharePoint Foundation 2010

また、主なデータ移行対象は以下の通りです。
・ファイル、フォルダー、リストアイテム
・サイト(コーディングやサード パーティ製のツールを一切使用しない "既定" の SharePoint サイト)
・SharePoint Webパーツ

移行する際の注意点

・不要なコンテンツは移行しない
   →SharePoint Onlineでは容量制限があり、場合によっては記憶域を買い足す必要が出てくるため、
       極力不要なコンテンツは移行しないようにします。

・段階的な移行を計画する
   →SharePoint Onlineには、様々な機能が存在します。
       すべての機能を急に使いこなすことはできないため、まずは単機能から移行し、
       ある程度利用者が使いこなせるようになってから、多機能の移行を検討することをおすすめします。

・テスト移行を必ず実施する
    →移行時、予期せぬトラブルが起こる可能性があるため、事前にテスト移行を実施してください。

移行ツール比較

SharePoint移行ツールと他社製の移行ツールの比較について、以下の表の通りとなります。

Tool  Vendor Quality Cost Support
SharePoint Migration  Microsoft
※稀に破損、
処理停止
無料 ×
Share Gate G Soft 有料(買切型) 代理店経由で問い合わせ
※回数制限有
AvePoint 移行ツール Ave Point
※稀に失敗
有料(買切型 or 従量型)
※従量型は失敗も
課金対象
日本支社に
問い合わせ

実際にツールを利用してみた

本稿では、SharePoint Server 2013 環境で実行します。

まずは、「MigrateList」という名称のカスタムリストを作成し、
移行するデータ(Excel,PowerPoint,Wordファイルとフォルダ)をアップロードします。

カスタムリストに移行データをアップロード (SharePoint Server 2013)


SharePoint移行ツールを起動します。ツールのダウンロードは下記リンクから可能です。
Microsoft: SharePoint Migration Tool Public Preview

SharePoint移行ツールの起動画面

SharePoint Onlineのアカウント情報を入力します。
※移行先サイトの管理アカウント(サイトコレクション管理者)が必要となります。

サインイン画面 (SharePoint Online)


コンテンツの場所は「SharePoint Server」を選択します。

コンテンツの場所選択画面


SharePoint ServerのサイトURLおよびアカウント情報を入力し、「サインイン」をクリックします。

サインイン画面 (SharePoint Server 2013)


移行するコンテンツが含まれるリストを選択します。
ここでは、「MigrateList」を選択し、「次へ」をクリックします。

ソースの選択画面


設定の選択では、特に変更せず、そのまま「移行」を押し、いよいよ移行開始です。
※今回は、検証として実行していますので、必要に応じてトグルのオンオフを切り替えてください。

設定の選択画面


処理中です。数ファイルしかありませんが、ここで5分ぐらいかかりました。

SharePoint移行ツール 処理中の画面


移行完了しました。早速SharePoint Online側で確認してみましょう。
念のため、「保存」しておきます。
再実行するときに、セッションを再開できるようです。

SharePoint移行ツール 移行完了画面

「MigrateList」が新しく作成されています。

SharePoint Online サイトコンテンツ

ファイルやフォルダがコピー移行されていますね。更新日時もそのままでした

SharePoint Online 「MigrateList」リスト

いくつか制約はあるものの、手軽に移行できるのは嬉しいですね。
ファイルが膨大な数になると、ツール完了までにどのくらい時間がかかるのか
気になりますね。もう少し調査してみたいと思います。

今回ご紹介した SharePoint 移行ツールの他
Office365 製品を使いたいけど、どうやって使うの?
等々悩んでいましたら、お気軽にお問い合わせください。

ディープコムでは、SharePointに関するサービス提供を行っております。
▼サービス
SharePointサービスのご紹介
▼プロダクト
SharePoint スケジューラー連動
SharePoint 未既読
SharePoint アクセス権限
SharePoint 閲覧数/いいね数
SharePoint タブ化

以上、最後までご愛読いただき
ありがとうございました。

お問い合わせは、
以下のフォームへご連絡ください。

お問い合わせ

PAGETOP