SharePointを扱っていて、見かける略称・旧称等の用語
2017.10.20

MS開発部の 永田 です。
今回はSharePointを扱っていて、見かける略称・旧称等の用語について記載したいと思います。
SharePointと連携する製品などの用語も含めて記載してます。
略称/旧称 | 名称 | メモ |
---|---|---|
BCS | Business Connectivity Services |
Web サービスを通じて使用できるデータや、
OData ソースとして公開されるデータなどのさまざまな種類の外部データに接続できます。
|
CAML | Collaborative Application Markup Language |
クエリ スキーマ
XML ベースの言語
リストビューでの検索クエリに利用 |
CSOM | Client-side object model | API クライアント側オブジェクト モデル |
JSOM | JavaScript Object Model | API JavaScript オブジェクト モデル |
SSOM | SharePoint Server Object Model | API サーバーで利用できるオブジェクト |
REST | Representational State Transfer | API HTTP Web リクエスト |
OWA | Outlook Web App | 旧称 EWC(Exchange Web Connect) Webメールサービス |
Hive(ハイブ) | %ProgramFiles%\Common Files\Microsoft Shared\web server extensions\15 | オンプレミスの場合のパス 「15」バージョンに限らず、左記のフォルダを指すこともある 数値はバージョンにより異なります。 SharePoint Portal Server 2001:10 SharePoint Portal Server 2003:11 SharePoint Server 2007:12 SharePoint Server 2010:14 SharePoint Server 2013:15 SharePoint Server 2016:16 SharePoint Server 2019:16 |
IRM | Information Rights Management | リストまたはライブラリからダウンロードしたファイルは暗号化されるため、 正当なユーザーだけがその内容を表示できます。 |
IM | Instant Messenger | インスタントメッセンジャー |
S4B | Skype For Business | 旧称 MOC(Microsoft Office Communicator)、Lync(Microsoft Lync) Web会議、インスタントメッセージング、インターネット電話が利用できるサービス |
S4BO | Skype for Business Online | 旧称 Lync Online(Microsoft Lync Online) リアルタイムコミュニケーションのサーバー製品 |
Teams | Microsoft Teams | チームチャット、プライベートチャット、ファイル共有、ビデオ会議、電話会議などが行えるツール Microsoftは今後数年間かけて「Skype for Business Online」を段階的に「Microsoft Teams」に移行する方針 |
SPF | Microsoft SharePoint Foundation | 小規模でシンプルなオンプレミス用に無償提供されるSharePoint Server |
WSS | Windows SharePoint Services | 旧称 STS(SharePoint Team Services) Microsoft Office 2007とWindows Server 2003の機能の一部として発表 Microsoft Office SharePoint Server 2007のベース |
MOSS | Microsoft Office SharePoint Server | SharePoint2007までの略称 |
SPS | Microsoft SharePoint Server | SharePoint 2010、2013、2016 |
SPO | SharePoint Online | マイクロソフトが開発したグループウェア/ポータルのサーバー製品 |
MSS | Microsoft Search Server | Microsoft Office SharePoint Serverの検索プラットフォーム |
MSX2010 | Microsoft Search 2010 Express | Microsoft SharePointインストール時に自動でインストールされる検索サーバー |
FS4SP | FAST Search Server for SharePoint | システム パフォーマンスの監視、FAST Search Web クローラーの実行と管理、コネクタを使用したドキュメントの抽出などを実行管理するコマンドラインツール |
O365 | Office365 | Microsoft から最新ツールを常にご提供するサブスクリプション サービスです。 |
OD | OneDrive |
旧称 SkyDrive
Microsoft アカウントまたは Outlook.com で設定できるオンライン個人用記憶域です。 OneDrive を使って、ドキュメント、写真、その他のファイルをクラウドに保存したり、友人と共有したり、
コンテンツで共同作業を行うこともできます。どのように使うかは自由に決められます
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OD4B | OneDrive for Business | 旧称 (SkyDrive Pro) 業務用のオンライン記憶域です。 OneDrive for Business は組織によって管理され、 同僚と作業ドキュメントの共有や共同作業を行うことができます。 組織のサイト コレクション管理者がライブラリの使い方を管理します。 |
SPD | SharePoint Designer | SharePoint アプリケーションを開発するためのツール |
SPG | Share Point Group | SharePoint ユーザーをまとめるグループ |
SR | Service Request | Office 365 管理センターから申請するサポート |
SSO | Single Sign-On | 一度のユーザ認証処理でシステムごとに ユーザIDとパスワードの組を入力する必要がなくなる |
AD DS | Active Directory Domain Services | ディレクトリ データを保存し、ユーザー ログオン プロセス、認証、ディレクトリ検索などユーザーとドメインとの間の処理を管理 |
AD FS | Active Directory フェデレーション サービス | Web シングル サインオン (SSO) テクノロジを提供するためのもの |
WF | WorkFlow | SharePointのアイテム作成時、更新時などのタイミングで自動的に処理する機能 |
WF | Windows Workflow Foundation | ワークフローを定義・実行・管理する基盤 |
SSRS | SQL Server Reporting Services | サーバー ベースのレポート プラットフォーム |
SPFx | SharePoint Framework | SharePoint Online向けのWebパーツを開発し、公開/配布できるフレームワーク |
SMAT | SharePoint Migration Assessment Tool | SharePointファームのコンテンツをスキャンして SharePoint Onlineに移行した場合の影響を特定するためのコマンドラインツール |
GA | General Availability | 正規版、正式公開バージョン |
DLP | Data Loss Preventio | データ損失防止 |
Azure AD | Azure Active Directory | – |
PII | Personally Identifiable Information | 個人情報 |
GDPR | General Data Protection Regulation | EU 一般データ保護規則個人情報 |
MSAL | Microsoft Authentication Library | セキュリティで保護された Web API にアクセスする目的で、Microsoft ID プラットフォーム エンドポイントからトークンを取得可能 Microsoft の個人アカウントと職場アカウントを 1 つの認証システムに統合 |
ADAL | Active Directory Authentication Library | MSALと同様だが、個人アカウントはサポートされません。 |
BDC | Business Data Connectivit | View Item、Edit Item、およびDelete Itemの操作をモデル化、外部コンテンツタイプ用のアクション作成 |
ECT | External Content Type | 外部コンテンツタイプ SharePoint管理者がSharePoint Designer または Visual Studioで作成する |
KQL | Keyword Query Language | KQL は検索クエリ構築用の既定のクエリ言語です。KQL を使用して、SharePoint Search Service に渡す検索用語やプロパティ制限を指定します。 |
FQL | Fast Query Language | FQL は、高度なクエリ演算子をサポートする構造化クエリ言語です。複雑なクエリを作成し、それをプログラムから SharePoint Search Service に渡す場合に FQL を使用できます。FQL は、エンド ユーザーに公開される目的で用意されていないため、既定では無効になっています。 |
Power Platform | Microsoft Power Platform | Power Apps、Power Automate、Power BI でデータの収集から解析・予測までロー コーディングで実現するプラットフォームです。 |
Apps | Power Apps | ローコードでMicrosoft Dataverse、SharePoint、Excel、Microsoft 365、Dynamics 365、SQL Server などに接続するアプリを構築できます。 |
Automate | Power Automate | ビジネスプロセスの自動化、タスクのリマインダー、ローカルPCのタスク自動化等を行えます。 |
Power BI | Microsoft Dataverse、SharePoint、Excel、SQL Server などと接続し、対話型のグラフ作成が行えます。 | |
Virtual Agents | Power Virtual Agents | 顧客、他の従業員、または Web サイトやサービスの利用者からの質問に回答できる強力なチャットボットを作成できます。 |
Power Fx | Microsoft Power Fx | Microsoft Power Platform 間で使用されるローコード言語です。 汎用、厳密な型指定、宣言型、そして関数型のプログラミング言語です。 |
Dataverse | Microsoft Dataverse | 旧称CDS(Common Data Service)PowerPlatformと親和性の高いストレージ |
Dataverse for Teams | Microsoft Dataverse for Teams | Teams内での利用時に、Microsoft Dataverseの機能を一部制限する代わりに無料で利用が可能。 |
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